『Nizi Project』はなぜ面白い?そのワケを考えてみた

J-POP

こんにちは、Fujikiです。
今回は僕が今年めちゃくちゃハマった『Nizi Project』について語ります。

先日のMステでついにミイヒが帰ってきましたね!
全員揃ったNiziUのパフォーマンスを見れて感動しました。。

というわけで行きましょう。

『Nizi Project』を経て、2020年を代表するアーティストとなったNiziU

NiziU 『Make you happy』 M/V

ところでこのPV、『Nizi Project』を見たかどうかで、この映像の見る側の重みが全然違うんです。

『Nizi Project』を見ずにPVを見ると「ダンスかわいいなぁ」で終わるかもしれないですが、
『Nizi Project』を全編見た直後にこのPVを見ると、「みんな頑張ったなぁ・・・涙」とマジで泣けます・・・。

それくらい、『Nizi Project』という番組は僕たちを惹きつけてくれました。
なぜあのオーディション番組はあんなに面白かったのか?人々を惹きつけたのか?
『Nizi Project』 の面白さの秘密について分析してみました。

「虹プロ」にハマる構造

ルールがシンプル

『Nizi Project』が面白い理由として、まず最初に挙げられるのは「誰にでも理解できて、楽しめるフォーマット」だからだと言えます。
「審査員を感動させられればオーディションに受かる」というシンプルなルールです。
(だからこそ昔からいくつものオーディション番組が生まれたとも言えます)

評価基準が明確

先述しましたが、「ルールがシンプル」という要素は、もちろん他のオーディション番組でも当てはまることです。
その上で、『Nizi Project』が他のオーディションと一線を画す要素が、「評価基準が明確」ということだと言えます。

America’s Got Talentなどのオーディション番組は、審査員が複数人いて、審査員好みで選ばれるということが往々にしてあります。
つまり、審査する人によって評価基準が違うということです。

「私は好き」とか、「僕には受け入れがたい」とか、各々が自分の感性に従って評価を下すのですが、「それってスキルの評価じゃなくて単なる好みじゃね?」
みたいな、やりきれない審査をされるシーンも散見されます。

でも『Nizi Project』ではそういう場面は無く、誰が見ても、「あぁ、この子はキューブをもらえるだろうな」と思える参加者だけが評価されてきました。

それは、『Nizi Project』の評価基準が明確だからだと言えます。
『Nizi Project』の評価基準は具体的には「ダンス・歌・スター性・人柄」という大項目があり、それぞれの項目についてJ.Y.Parkが「こういう基準で評価しますよ」と補足を加えています。

▼『Nizi Project』の評価基準
ダンス・・・曲を心で深く感じて感情で表現する。動きは一つひとつ正確にしてメリハリをつける
・・・自分の感情を相手に話すように歌うことが大切
スター性・・・自分のどんなところが特別なのかを知ること
人柄・・・スタッフと参加者同士の投票

このように評価基準がとても明確に言語化されているので、番組を見ている僕たちも「なるほど、こういうポイントに注意して参加者を見れば良いんだな」と、J.Y.Parkと同じ目線で参加者を見ることができるようになります。

そのため、J.Y.Parkが下す評価に対して、納得感を持って見ることができます

少し話が派生しますが、評価基準が明確に言語化されているとはいえ、それに基づいて冷静な判断を下すJ.Y.Parkは相当凄いと思います。
『Nizi Project』のはじめから終わりまで、一貫して客観的な評価を貫いてきたわけなので。

人間だから、「ここまで頑張ってきてくれたから」と少しは感情的になって評価したくなる時もあるはずです。
しかし、ほんのちょっとでも個人的な感情で評価をしてしまうと視聴者が納得が行かなくなります。
(それはつまり番組の人気に直結することでもあります)
そういう意味で、J.Y.Parkは難しい立場にいながら難しい決断を約1年間続けてきました
J.Y.Park凄すぎ・・・

ダイヤの原石を見つける擬似体験

さて、オーディションの評価基準が明確になった結果、どうなったでしょうか?
つまるところ、「僕たち視聴者がJ.Y.Parkと一緒にダイヤモンドの原石を見つける疑似体験をすることができるようになった」ということです。
つまり、J.Y.Parkに感情移入しながら番組を見ることができるようになりました。

この瞬間、視聴者は『Nizi Project』の最終メンバーの発表を知らずにはいられなくなりました。
こうして『Nizi Project』に ハマっていくわけですね。

視聴者の心を動かす見せ方

『Nizi Project』のハマる仕組みが分かったところで、次は具体的な編集の仕方について見ていきます。

二段階形式の盛り上がりポイント

『Nizi Project』には、盛り上がりが2段階あります。
1つは、J.Y.Parkの「キテクダサイ」でNiziキューブがもらえる瞬間。

そして、個人順位の発表の瞬間(Niziキューブがもらえる残りの合格者の発表)

「誰がJ.Y.Parkから直接キューブをもらえるんだろう?誰が勝ち残るんだろう?」という、『Nizi Project』の中で特に盛り上がる瞬間ですね。

これ、アメリカのオーディション番組であるAmerica’s Got Talentでも同じ構造になっています。
J.Y.Parkの「キテクダサイ」は、ゴールデンブザー

Top 10 Unforgettable Golden Buzzers on America's Got Talent | Got Talent Global

個人順位の発表は、審査員から評価を得て普通に合格するパターン。

ゴールデンブザーがめっちゃ分かりやすい例ですが、
「これが最高の評価で1番盛り上がる瞬間なんだよ!」と視聴者にとって盛り上がる瞬間がとても分かりやすい番組の作り方となっています。

この2段階形式の盛り上がりがあることで、「誰がJ.Y.Parkから『キテクダサイ』と言われてキューブをもらうんだろう?」と、視聴者は「キテクダサイ待機状態」になるわけです。
そしていざその瞬間が訪れると、「うおお」と盛り上がり心が揺さぶられます。

心を動かすプロセスの見せ方

Nizi Projectでは、参加者のパフォーマンスだけでなく、オーディション中の裏でどんな練習や生活をしているのかをしっかりと映しています。

これもAmerica’s Got Talentと同じ構造です。
参加者のバックグラウンドを視聴者に教えることで、その参加者がどんな思いでオーディションに来たのか、どんな感情なのかを想像しながら番組を見ることができます。

『Nizi Project』ではさらに、食事中や練習風景など、普段の様子がとてもたくさん映されています。
普段の様子をなるべく映すことで、オーディション本番とのギャップを浮き彫りにして、参加者を魅力的に映しています。
そして、参加者への感情移入ができるので、J.Y.Parkに評価された時の感動をより増幅しています。

心を動かすシンデレラストーリー

これは参加者の努力によって生まれたものですが、シンプルに感動するシンデレラストーリーが『Nizi Project』にはありました。

マユカのストーリーが顕著でしたね。

地域予選では一発合格ではなく、保留からのギリギリ合格。
東京合宿の序盤では全く注目されず、最後の審査で一気にNiziキューブをかっさらってギリギリで韓国行きへ滑り込みます。

でも韓国での最初のミッションでは個人順位8位で高くは評価されず、それでも諦めずに徐々に評価を上げて行き、最後にはメンバーの枠を勝ち取ります。

こんな劇的なシンデレラストーリーは心を動かされてしまいます。

参加者も、審査するJ.Y.Parkも、全員が真剣に取り組んだからこそこんなに感動するストーリーが生まれたのだと思います。

ということで、『Nizi Project』の面白さについて分析してみました。

『Nizi Project』 、出演者が魅力的なことは当たり前の上で、「面白いオーディション番組とは何か?どんな見せ方をすれば視聴者は感情移入するか?」がしっかりと考えられて組み立てられた番組だと僕は思いました。

これからもNiziU応援します!


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