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ケイティ・ペリーのライブは究極のエンターテインメント!

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こんにちは、Fujiki(@Fujiki_Gallery)です。

 

行ってきました、Katy Perryのライブ「WITNESS:THE TOUR」の日本公演。

 

ライブの予習記事(http://fujiki-gallery.com/498)でもお伝えしましたが、Katyのライブは初めてだったこともあって、めちゃくちゃ楽しみだったのです。

もう、最初から最後まで本当に楽しませてくれました。まず生歌が聴けたことが嬉しかったし、聴きたかった曲をほぼパフォーマンスしてくれたのが本当に嬉しかったです。

そんな中、破壊力抜群のボイス日本への愛と色々とお伝えしたいことがあるのですが、このライブで特に心に残ったのは、「ビジュアルセンス」「サプライズ」です。

終始感動しっぱなしで、めちゃくちゃ文章量多くなりそうなので、この2点に絞って書いていきます。

 

 

【ビジュアルセンス】彼女の表現力は変幻自在!

ビジュアルといえば、音楽ライブではメイク、衣装、セット、バックダンサー、ライト、映像と様々な要素が絡みます。

その全てにおいて、「1人のアーティストでここまで表現の幅があるのか…」と驚嘆させられっぱなしでした。

ケイティのビジュアルセンスは色んな意味で飛び抜けていますね。特に印象的だったところを紹介していきます。

 

ライブ前にジロッ…

ライブが始まる1時間ほど前。ライブ会場に入ると、会場内は電気が点いていて、BGM(様々な海外アーティストの有名曲)が流れていました。観客には、すでに自分の座席に座っている人もいれば、係員に場所を聞いている人もいました。ここまでは他のアーティストのライブと何ら変わりない光景だと思います。

 

しかし、突然現れたのです。

 

「目」が。

メインステージのモニターの形が人の目をしていて、その形に合わせて「目」がライブ開始1時間前に現れたのです。

 

 

 

何を言っているか分からないって?

 

ではお見せしましょう。

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https://en.wikipedia.org/wiki/Witness:_The_Tour

 

「目」です。

 

しかもこの目、まっすぐを見つめるのではなく、上下左右ジロジロと眼球が動いてライブ会場内を見渡しているのです。

この目が出てきてからライブ開始まで1時間弱ほど時間があったのですが、その間我々はずっとモニターの巨大な目に見られていました。

この「目」の演出をを見て、僕はライブ会場前にデッカい片目をモニターに出してジロジロ見る、っていう演出が成立すること自体が凄いな、と思いました。

普通、巨大な目が出てきたらビックリしますって。気持ち悪いですって。笑

人間の目だけでエンターテインメントを成立させるなんて、やっぱりケイティは凄いです。

 

 

色とモチーフで世界をクリエイトする

ケイティのライブは全体を通して、大体6パターンくらいのコンセプトの異なる設定でパフォーマンスをしていました。コンセプトごとに、衣装、セット、ダンサーの衣装、モニターの映像が全てガラッと変わります

全然違う雰囲気になります。

 

最初は、全体的に赤と黒がメインカラーでシックな雰囲気を醸し出していました。その雰囲気を増長するように、ステージには巨大なダイス(サイコロ)のセットが2つ置かれていて、そのダイスの上に乗ったり練り歩いたりしてパフォーマンスをしていました。

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http://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-5186431/Katy-Perry-channels-2008-Lady-Gaga-Witness-Tour.html

 

 

シックな雰囲気でライブが始まったかと思えば、今度はめちゃくちゃガーリーな雰囲気になりました。

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http://www.justjared.com/photo-gallery/3961228/katy-perry-launches-witness-tour-04/

モニターには、水色、黄色、オレンジ等の色が使われて、どこまでもポップでかわいい配色です。

そしてドット、カクテルグラス、花などのガーリーなモチーフが次々と出てきました。

5分前まで真っ赤なステージで迫力のある歌を歌っていたアーティストとは思えません。

そのくらいガーリーでポップで楽しいステージでした。

 

さらにさらに雰囲気が変わり今度は薔薇や食虫植物(ハエとかが止まったらパクッ!って食べちゃうアレです)をモチーフにしたステージに変身しました。

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http://www.justjared.com/photo-gallery/3961248/katy-perry-launches-witness-tour-24/

 

その色は、黒、白、黒い銀色食虫植物をモチーフに使っているくらいなので、単体で見ると、決して綺麗とまでは言えません。

ただ、ケイティが歌うと1つの世界観になってどことなくポップさがあるんですよね。

ケイティは本当に、どんなモチーフも「ポップ」に昇華できる才能があると思います。

 

他にも、パックマンを全面に使った8bitの映像を使用していたり、(パックマンは2015年で版権がオープンになっているので使えます)幻想的な銀河の映像をメインに、ステージには惑星を模したセットを置いてパフォーマンスしたりと、本当に表現の幅が凄かったです。

凄まじかったです。

 

【サプライズ】これが世界トップレベルのライブだ!

エンターテイメントは、鑑賞者の予想を超えるサプライズがあってこそ「感動」が生まれると思います。

だって鑑賞者の予想の範囲内だと、それはただの「確認作業」になりますもんね笑

 

サスペンスなら、「あの人が犯人だと思ってたら、大どんでん返しで一番有り得そうになかった人が犯人だった!」とか、

「君の名は」なら「あそこで名前じゃなくて『すきだ』って書くのかぁーーー!」とか、

こういうサプライズがあってこそ、「面白い!」「感動した!」に繋がりますよね。しかもその場面はいつまでも色濃く覚えている。

 

映画や小説やゲームなどのエンターテイメントならこういうサプライズが通用しますが、音楽ライブの場合は少し特殊だと僕は思います。

なぜなら、「予習」ができてしまうからです。

音楽ライブの場合、映画や小説と違ってライブに来るまでに何度も曲を聴くことができますよね。

今の時代、セトリ情報なんて調べたらすぐ分かるし、そのセトリに載っている曲に絞って聴いておくこともできます。

そんなお客さんたちが多い中で、当日のライブで原曲と同じパフォーマンスをすれば、それは「確認作業」になる恐れがあります。

PVで見たあの曲が見ることができて嬉しいけど、それ以上の感動が生まれない、という事態です。

 

そんな特徴を持つ音楽ライブで、Katyはどのように我々に「サプライズ」を与えてくれたのか?

 

それを今から見ていきましょう。

 

観客の予想を超えるアレンジ力!

今回のライブの中で、誰もが知っている有名な曲を歌ってくれたわけですが、最初、聴いても何の曲か全く分からないんです

何の曲だ?と考えているうちにKatyはどんどん歌い進めていく。

Aメロが終わり、Bメロを歌い、徐々に聴いていくうちに聴いたことのある歌いまわしや歌詞が聴こえてきます。

「あッ!なんか聴いたことある!でもなんだっけ!あーもうちょっとでサビが来る!」

サビに移る直前になり、ようやく原曲に近いメロディが流れ始め、「あっっっ!あの曲だ!!!」となりました。

これはずるいですねぇ、イントロを聴けばすぐに分かる曲をあえてアレンジして、ライブでしか楽しめないサウンドに仕上げて…。、

California GurlsTeenage Dreamでこういったアレンジをしてくれました。

ケイティは見事に、僕たちがしっかり予習してきた予想範囲を遥かに超えるパフォーマンスをしてくれたのです。

 

まさかのあの「サメ」と格闘!?

あのハーフタイムショーで話題になった「Left Shark」ですが、今回もしっかりと役割を果たしてくれました。

(「Left Shark」とは、2015年のハーフタイムショーで歌われたCalifornia Gurlsにバックダンサーとして出てきたサメで、左側のサメだけ適当に踊っていたことからこのような代名詞が付きました。なんと今回のCalifornia Gurls中のモニター中にも「Left Shark」と書かれていて、Katyはその名前を使っていました笑)

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https://www.katyperry.com/

 

California Gurlsの曲が終わると同時に、Katyはサブステージで前後に開脚してポーズを取ります。(この時点でケイティこんなに身体柔らかいのか!とびっくり)

その間にレフト・シャークは観客に「テキトーに」拍手を促します。

そして、ケイティの横に置かれてあったマイクをすかさず奪い、ケイティから逃げようとします。

これに怒ったケイティがレフト・シャークを追いかけて、レフトシャークの逃走劇が始まります。

対峙するケイティとレフト・シャーク。

レフト・シャークは遂にサブステージ上にマイクを投げ捨てます。(この時「ボゴッ!」とマイクの落ちる音がして面白かったです笑)

マイクを投げ捨てられてさらに怒ったケイティは、戦闘ポーズを取ります。

レフトシャークも負けじとポーズを取りますが、ケイティのカンフーポーズ+回し蹴りで負けます笑

とうとう最後には二人が抱き合って仲直りします。

 

この演出に、もう観客は興奮しまくりです。

ライブでしか実現できないレフトシャークとのやり取りとか、ケイティがサブステージで走り回ったりとか、歌以外の部分でケイティの人間的な部分が垣間見れたところが、僕たちにとってはとてもサプライズでした。

 

ファンとケイティがステージで自撮り!?

上記のレフトシャークとのやり取りの直後、ファンとのコミュニケーションが始まります。

「日本語でもっとみんなと喋りたいので、この中で日本語と英語ができる人いませんか?喋れる人はステージに上がって!」とケイティから提案が!!

彼女の愛犬の写真を持っていた1人のファンが選ばれて、ステージ上に上がることになりました。

もうこの時点で会場は大興奮です。ケイティの近くに行けるなんて!!

ステージ上では、

ケイティ 「『I love you』って日本語でなんて言うの?」

ファン 『愛してます』です」

とか

ケイティ 「『You are beautiful』って日本語でなんて言うの?」

ファン 「『あなたは美しい』です」

とか、そういうやりとりをしていきました。

そして最後に・・・

ケイティ 「『selfie』って日本語でなんて言うの?」

ファン 「『自撮り』っていいます」

ケイティ 「『ジ・ド・リ』?よし、『ジドリ』をしましょう」

ケイティとファンが自撮りをし始めたんです!

観客 「おおおおおーー!!!」

もうめちゃくちゃ盛り上がりました。

あのケイティと自撮りができるなんて!!!

あのファンの方は一生モノの写真を撮ることができたんだろうなぁあ…

羨ましすぎました。

これもライブでしかできないサプライズでした。

 

ただのセットだと思っていたら…!?

先述しましたが、Katyのライブは曲ごとによって表現したいコンセプトが全く異なるため、3〜4曲が終わるとセットや映像、衣装の雰囲気がまるごとガラッと変わります。

そのセットチェンジ中、暗い中運ばれて来たのは薔薇のセットでした。

3本の薔薇がサブステージに配置されて、歌が始まりました。

この薔薇のセットですが、高さが3〜4メートルくらいあって、デカい薔薇でした。

僕は、「ケイティの世界観を表現するには、サブステージでもこういう薔薇が必要だよなぁ」と思いながらセットが運ばれるのを見ていました。

このセットが置かれた直後の曲はメインステージのみのパフォーマンスで終わりましたが、その次の曲になると、ケイティがサブステージにやってきました。

すると、ケイティ以外に1人のムキムキなパフォーマーが出てきました。今までの曲では出てこなかった人でした。

そして、2人はおもむろに1番大きな薔薇に手をかけ…なんと薔薇の茎部分を掴みながらケイティがクルクル回り始めたのです。

http://www.justjared.com/photo-gallery/3961244/katy-perry-launches-witness-tour-20/

http://www.justjared.com/photo-gallery/3961244/katy-perry-launches-witness-tour-20/

 

驚いたことに、この大きな薔薇のうちの一本がなんとポールダンス用のセットだったのです。

そしてムキムキなパフォーマーの正体はポールダンサーでした!

ポールダンサーが空中に浮き上がった瞬間、会場は湧き上がりました。

普通の装飾にしか見えなかったセットが実はパフォーマンスに必要な仕掛けだったという!これまた驚かされました。

 

最後の最後にビッグサプライズが!

この仕掛けがライブ全体で1番ビックリしたかもしれません。

そのサプライズは、Roarが歌い終わり、アンコールでいよいよ1番最後に披露される曲で見せられました。

 

最後の曲が始まる前、ギリシャ美術時代の彫刻を思い出させる石像の顔がモニター全体に表示されました。

「おぉ、顔が出て来たな」と思ったら、次の瞬間、サブステージに巨大な「手」が出てきたんです。

ビックリポイント1 :いや普通にビックリだわ!誰があんな巨大な手が出てくるって誰が予想したよ!

そして、その「手」は最初拳が握られていたのですが、段々と指が開いていきます。そして、サブステージの直径を超える広さまで指が広がりました。

ビックリポイント2:なんでサブステージよりデッカい大きさの手が出てくるねん!

指が完全に開かれ、手の中から出てきたのはKaty。もう、全部ビックリです。

そして、手に乗っているKatyを見ていると気づいたのが、モニターとサブステージを全体で見ると、1つの身体になっているんです。

ビックリポイント3:なるほど!メインモニターとサブステージで一つのモチーフになっているのね!

 

それではお見せしましょう…↓↓↓↓↓↓

 

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http://www.justjared.com/photo-gallery/3961241/katy-perry-launches-witness-tour-17/

 

ライブの最後の曲でこんなんやられたら最高のライブ体験になるに決まってるじゃないですか!!

今までのサプライズをゆうに超える、究極のエンターテインメントを僕たちに届けてくれました。

 

Katyのさらなる進化が待ちきれない!

いかがでしたでしょうか。

もう、これだけ書いても書ききれないくらい、最高のライブでした。

これぞ世界トップのエンターテインメントなんだなぁ…と思わずにはいられませんでした。

また日本でライブしてほしい!新しいアルバムを期待します。

今回ライブに行けなかった人は、今度はぜひ行ってみてくださいね!

 

ケイティ、ありがとう!!!


by
Fujiki galleryの管理人。 ゲームプランナーをしています。 大学時代には、美術・芸術を専攻。 Twitter(@Fujiki_Gallery)では音楽、美術中心につぶやきます。